怖い話実話まとめ短編87|頻繁に見かける男の正体、誰かを待っている女

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頻繁に見かける男の正体 投稿者:30代女性

ある女性が、通勤時、退勤後に電車に揺られている時のこと。

度々同じ男性を見かける事に気付いた。

窓の外を見るとその男性がホームを歩いていたり、座っている時にたまたま近くに立って吊革に掴まっていたり。ある時は目の前を歩いている事もあった。

急に目の前を横切られて、驚いた事もあった。

しかも彼女の出勤時間は不規則で、朝から夕方までの時もあれば、昼前から夜までの時もあった。

にも拘らず頻繁に遭遇するので、ストーカーかも、と思った時期もあった。

だが身辺で不審な事は起こらず彼からの接触も無かったので、お互い不規則な勤務時間なのだろうと気にしない事にしたそうだ。

ある日友人たち数人との会話で、その男の話題になった。

数人は

「もしかしてあんたの事狙ってるんじゃないの?」

とはやし立てたが、一人だけ違う反応をした友人がいた。

仮にAとする。Aは険しい顔をして、彼女に尋ねた。

「それ、本当に生きてる人間?」

鳥肌が立ったが、その場は

「もしかしたら幽霊かも!?」

とふざけ合ってその場をやり過ごした。

ところがそれ以降、彼女はその男性の姿を全く見かけなくなった。

あれだけ頻繁に目にしていたのに、だ。

気になった彼女は数日後、Aにその話をした。するとAが、重い口を開いた。

あの男の話題になった日の夜、Aの夢に男が出てきたそうだ。

男はAを憎々しげに見て、ぼそっとつぶやいた。

「もう少しだったのに」

Aが夢に出てきた男の特徴を話すと、それは、彼女が見かけた男性の特徴と見事に符合していたという。

そう言えば、と彼女は思い出す。

駅で見かけた男は、窓の外のホーム、席の近く、目の前、と、彼女に近づいていた。

もし彼女が男を気にし続けていなかったなら、一体どうなっていたのだろう。

誰かを待っている女 投稿者:40代女性

昔の話になりますが、店で飲んでいたのですが、入ってきたお客さんの態度が何かおかしかったので、ママが、どうしたのか聞きました。

私と、もう一人の一緒に飲んでた人も、近くにいたので、聞く事になってしまいました。

そのお客さんが言うには、ちょっといい感じで酔っ払ったので、ついナンパをしてしまったそうです。

相手は若い女の子で、繁華街を一人で歩いていたそうです。

「こんな所で、一人で何をしているの?」

と聞くと、

「人を待っている」

と答えたそうです。

もう長いこと待っているのだ、と言いました。

「来ない人を待っていても、仕方がないから、これから飲みに行かないか」

と言うと、

「でも、ここで待ってると約束したから」

と、彼女は渋ります。

「いいじゃないか」

と、彼女の手を握ろうとした時、一瞬のうちに、彼女の姿は消えてしまったそうです。

それで、怖くなって店に入ったのだそうです。

亡くなった鈴木さん 投稿者:30代女性

これは私の実体験です。

看護師として働いていた頃のこと。

その日の夜勤は、6人の女性部屋を担当していました。

みなさん体調は落ち着いていたのですが、窓側のベッドの鈴木さんは消灯21時過ぎに体調が悪化し、個室に移動しました。

個室に移動した鈴木さんは、残念ながら朝方4時くらいに家族に見守られながら亡くなりました。

翌朝の巡回。

私は何事もなかったように笑顔でその6人部屋に行き、他の5人の体調を聞いて周りました。

鈴木さんの向かいの40代の患者さんは、こう言いました。

「夜中に鈴木さんがいきなり私のベッドのカーテンを開けて何か叫んだの。私、びっくりしてそれから眠れなかったわ。」

そして鈴木さんの隣だったおばあちゃんは、こう言いました。

「鈴木さんが夜中じゅう点滴スタンドをカラカラ引っ張って病室の中を歩いていたから、私気になって眠れなかったわ。」

そしてその患者さんの隣の、廊下側で寝ていたもう一人のおばあちゃんはこう言いました。

「鈴木さんが夜中じゅうずっと泣いていてね、私まで悲しくて悲しくて。眠れませんでした。」

お別れを言いにきたお婆ちゃん 投稿者:40代女性

私の主人はアメリカ人なのですが、その主人の妹から聞いた話です。

もう20年近く前の話になりますが、その時主人や妹はまだ子供でした。

その頃、主人のおばあさんが病気で、あまりいい状態ではないというので、主人の両親たちは子供たちを寝かしつけた後に、おばあさんの元に車を走らせていました。

その夜です。

主人の妹が眠い目をこすりながらベットの横を見ると、さっきまで病気だったというおばあさんが立っていたと言うのです。

おばあさんはとても優しい顔をしてにっこり笑っていたそうです。

妹は

「おばあちゃん 元気になったんだ、良かった」

と言葉をかけて、そのまま安心して眠りにつきましたが、次の日に両親が帰ってくると、おばあさんが天国へ旅立ったと聞いて驚いたそうです。

妹は夜におばあさんが訪ねてきたという話を両親にして、水色のパジャマ姿だったよと話したところ、おばあさんが亡くなった時もそのパジャマを着ていたということでした。

今でもその時のことははっきり覚えているという妹は、最後のお別れに姿を現したのかもねと話してくれました。

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