怖い話実話まとめ短編74|いつまでも居座る同級生、霊が見える友人

スポンサーリンク

いつまでも居座る同級生 投稿者:10代女性

小学生の頃に、同級生のAが自宅の火事で亡くなりました。

気さくでおもしろい、勉強は苦手だったようでしたが学校の好きな子でした。

卒業間際だったため、卒業式にはAの分の椅子も用意されていました。

卒業後、中学の制服を恩師に見てもらおうと学校に行き、その恩師からこんな話を聞きました。

死んだAは、まだ卒業していない。

6年2組の教室にAは今もいて、何度数えても給食の牛乳やゼリーが毎日ひとつ余るのだ、と。

馬鹿馬鹿しいと思いましたが、その年の6年2組の担任だという教師によると、プリントや学期のはじめに配る教科書すらも余るそうです。

残された家族も引っ越してしまったのに、Aはこれからも学校に居座るつもりなのでしょうか…。

霊が見える友人 投稿者:40代女性

私の知り合いの人で、霊が見える人がいました。

普通に、生きている人のように見える時もあれば、その霊だけ、白黒で見える事もあれば、めったにある事ではないのですが、おどろおどろしく見える事もあったようです。

一緒に道を歩いていると、

「あら、今バスに最後に乗り込んだ人は、生きてる人じゃなかったわ」

とか、

「今通り過ぎた電信柱の陰に、子供がしゃがんで泣いてたね」

とか、普通に言うんです。

それで、彼女の事を嫌がる人もいました。

「もし、霊が見えたとしても、無視して気が付かないふりをしたら、大体の場合は大丈夫」

と教えてくれました。

ある日、彼女はいきなり引っ越す事になった、と言いました。

家族全員ではなく、彼女だけです。

霊が見えるのは、彼女だけだったようで、何処かに預けられてしまったようです。

それから、会ってませんが、元気でいるかな、と思う事があります。

未来を予知する電話相手 投稿者:10代男性

携帯電話を持ったばかりの中学生の頃に、毎晩、おかしな電話がかかってきていました。

知らない番号からでしたが、たぶん同級生の誰かだろうと思っていました。

おかしいのは話の内容です。

僕のクラスメートでなければ知り得ないような学校での出来事やクラスの人間関係について、ベラベラと一方的にまくしたてるように話すのです。

しかしよくよく聞いてみると、それらは全て「まだ起こっていないこと」だったのです。

恋愛事情から不慮の事故まで、その「予報」はピタリと当たっていました。

卒業後はぱったりと止んだのですが、あれはイタズラだったのか、それとも未来の同級生の誰かからかかってきていたものだったのか、今だに考えあぐねています。

行方不明のはずの隣の女性… 投稿者:30代女性

以前住んでいた新築のオシャレなマンションで本当にあったお話です。

そのマンションはファミリータイプの4LDK、田舎にしてはちょっと高級タイプの賃貸物件で、1フロアに2世帯が入居できました。運良く最上階の部屋に入居が決まり、仲介の不動産屋に

「お隣はもう入居されているのですか?」

と聞いてみたところ、

「はい、お隣は貿易商をされているようなので、ご不在が多いかも知れませんね」

とのこと。

そうなのか…

じゃあ、ご挨拶に伺ってもご不在かも知れないなぁ…

そんなことを思いながら、その、綺麗な新築のマンションに意気揚々と引っ越しました。

ところが。

入居して半年を過ぎた辺りから、妙なことが起こり始めたのです。

新築のはずなのに、田舎とはいえ駅前近くの街の真ん中なのに、どこから侵入して来るのか見たこともない、気持ち悪い形状の小さな虫が次々と部屋の中に現れ、窓やドアを締め切っていても立ちこめる嫌なニオイ。

それは、玄関を出て共有スペースに出た途端に酷いものに変わり、隣家が原因ではないのかと疑い始めた頃のことでした。

夜、お風呂から上がり、相変わらず水場にも出没する気味の悪い虫を殺してふと浴室の鏡を見ると、黒い影が横切ったように見えました。

「気のせい?」

「疲れてるのかも…」

と思い、その時は少し気にした程度ですぐに忘れたのですが、その頃には、頻繁に金縛りにあうことが増えていました。

ある日の夜中、唐突に目が覚めてしまい、

「今、何時だろう…」

と何気なく寝室のカーテンを開けると…

そこには、肩まである髪に、パーマをかけた女性の生首がこちらをじっと見つめて浮いていました。

「!?」

驚愕してカーテンを閉め、はやる心臓を押さえて振り向いても当然誰もおらず、ガラスに反射したものではないことは明確。

何より、彼女はベランダの柵の向こう側に居たのです。

ここは7階。

いよいよ薄気味悪くなり、虫とニオイのこともあって管理会社にクレームしたところ

「隣の入居者と連絡が取れない」と。

嫌な予感がしましたが、

「今すぐ何とかして下さい!」

…と伝えると、

「それでは合鍵を使って隣家の様子を見て来ます」

ということになりました。

管理会社の人が隣家に立ち入ると、立ちこめる腐臭の中に、何匹かの猫の死骸や、腐った食べ物が沢山落ちていたそうで、やはり、隣人はそこにはいなかったそうです。

管理会社の担当者は

「夜逃げされた」

と怒っていましたが、

「あの…どんな髪型の方だったか覚えていますか?」と伺うと、

「肩くらいまでの長さで、パーマをかけた、40代の綺麗な女性ですよ」

その後、わたしはすぐに引っ越しをしたので、結局、隣家がどうなったのか、本当に夜逃げだったのかは分からないままですが、今もあのマンションの前を通る度に生首のことを思い出して気味が悪いのです。

スポンサーリンク

下記ボタンで友達にこの記事を紹介!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする