怖い話実話まとめ短編71|祖父の死を知らせる白いモノ、踏切で亡くなった女性

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祖父の死を知らせる白いモノ 投稿者:40代女性

祖父は、随分長らく病で伏せていました。

最後は自分の好きな物はおろか、おかゆなどまで自力じゃ食べられなくなっていました。

ある天気のいい冬の日、祖父は亡くなってしまいました。

その時、私はまだ小さく、一人で玄関先で遊んでいたのですが、ふっと玄関の中に目をやったとき、何か、白いモノがスーッと玄関の奥の廊下を滑って行くのを見ました。

それは、ずっと廊下を滑って祖父の部屋へと入って行きました。

わっ!わっ!何だあれ!

私は、好奇心に駆られて、白いモノの後を追いました。

祖父の部屋のふすまを開けて、部屋に入ると、横たわる祖父の顔に、白いハンカチがかけてあり、枕元で祖母が泣いていて、

「おじいちゃん、明日からいないからね」と言うんです。

祖父の死を知らせてくれたのかも知れません。

踏切で亡くなった女性 投稿者:50代男性

我が家のすぐそばに、小さな踏切があります。

そこは前から、『魔の踏切』と呼ばれています。とにかく事故が多いのです。

確かに通行量も多い踏切ですが、他の同じような条件の所と比べると、多分倍以上の事故が起きていると思います。

事故といっても、ほとんどが電車と人の接触で、自殺と思われるものもあります。

私の家からは、直接踏切は見えないのですが、何かが起こると救急車などが来たり、野次馬がざわついたりと、すぐにわかります。

ある日、夜中近くに、友人がその踏切を通った時に、急に生温かい風が吹いて来たかと思ったら、女性の声が聞こえたそうです。

声は、かすれるような感じで、「見つけて…」と言っていたらしいです。

実はその3日前、その踏切で女性が亡くなっていました。

多分自殺ではないかというのですが、その女性の事故処理をした時に、潰れてしまったのかもしれませんが、バラバラになった身体の首から上だけが未だに見つかっていないとの事でした。

車のミラーに映るおじさん 投稿者:40代女性

彼が地元の夜景を見に行こうというので、愛車に乗ってドライブへ。

そこはツーリングなどでも有名な場所なので、途中には数名のライダーさんと行き交いました。

もうすぐ山頂に着くかなと話ていた時です。

「わっ!」と彼。

「どうしたの?」と私。

しばらく無言の後、ルームミラーを私の方へ合わせてくれて「見てみる?」と。

そこには、黒の帽子を深めに被ったおじさんの姿が…。

あまりの怖さに声にならない私。

彼はキーッと急ブレーキをかけて「逃げろ!」と叫びました。

後ろを振り向かず、必死に走る私達。

もうすぐ山頂だというのに、人間の心理なのでしょうか、先ほど上ってきた道を一生懸命走って下っていました。

その時も山頂へと向かう数台のバイクと行き交っていたことはなんとなく憶えています。

あっもうだめ…と思いかけた時、後ろからバイクの音が!

走るのをやめてうずくまっていると、「どうされたんですか?」と中年の男性。

「いや…えっと、ちょっと待ってください。息が…」。

辺りを見渡しても、あのミラーに映ったおじさんはいません。

ふたりでほっとしていると、

「あれ、もう一人いらっしゃいましたよね?」とライダーさん。

その言葉を聞いて、今度は震えが…。

ライダーさんの仲間が集まってくれて、どうにか正気に戻れましたが、いまでも車のミラーが怖くてたまりません。

祖母の側で動くもの 投稿者:10代女性

幼い頃の出来事です。

夏休みはいとこ達が子どもだけで祖父母の家に泊まりにいくのが、恒例でした。

私以外はみんな男の子だったので、男子はおじいちゃんと1階に、私だけおばあちゃんと2階の部屋で就寝していました。

ある日のことでした。

なんとなく目が覚めて、ふと祖母の寝ているほうに視線をやると、足元には小さな人間のような物体、枕元には天井すれすれもある大きな人間のような物体が立っているのです。

そして、ゆっくりと布団を持ち上げ、右に数回、左に数回を回転させているのでした。

私は怖くて怖くてたまりませんでしたが、祖母側にドアがあったため、しばらく身動きがとれませんでした。

でも、いくら経ってもその光景が消えることがなく…。

ふと、

「次は私のほうにくるのかもしれない…」

と子どもながらに思ったのでした。

そこからはあまり記憶がありませんが、大きな声を出しながら、意を決してドアを開け、廊下を走り…。

必死に階段を下りたのだけは覚えています。

でも、祖母の布団をまたいで行ったのか、その物体の後ろを通って行ったのかは全く憶えてないのです。

その声と音に驚いた祖父といとこが起きてきて、私はさっきの出来事を話しました。

それから、恐る恐るみんなで上へ…。

でも、そこにいたのは、布団の上で気持ちよさそうに寝ている祖母の姿だけ。

「夢でもみたんだろう。怖かったろうに」

と祖父は優しく頭を撫でてくれました。

ちょっとだけ気持ちが落ち着いて、もう一度じっくり祖母を見ると…。

確かに真っ直ぐに敷いてあった敷布団が若干…、でも明らかに斜めになっているのです。

人が寝ている間に動くのは分かります。

でも…、敷布団だけが斜めになっているのって…。

「あれは夢じゃない」と確信したのでした。

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