怖い話実話まとめ短編44|金縛りと狐、風変わりな妹

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金縛りと狐 投稿者:30代女性

私が数年前に引っ越したアパートでのある出来事。

引越しの片付けもひと段落し、時計は夜12時をまわったころ、部屋の隅に敷いた布団で眠りについていた。

横になっていた私を突然金縛りが襲い、体が動かなくなってしまった。

目も開けることができずボーっという強い耳なりがおこり、心身共に閉塞感に襲われた。

時間にして1分くらだろうか次第に耳鳴りがおさまり布団の上でじっとしていると、頭の中に白くて小さな狐が一匹現れた。

その狐は後光を放ち、私になにかを訴えているようだった。

後光がスーッと消えたと同時に私の金縛りが解け、ガバッと上体を起こし肩で息をするほどなぜか怯えていた。

「今の出来事はなんだったのだろう・・・。狐が出てくるなんて・・・。」

そんなことを考えながら、倦怠した体を横にしたが興奮したせいか、なかなか眠りにつけなかった。

狐に関連することを考えていると、ひとつ思い当たることがあった。

それは、引っ越してきたこの土地の名前に「稲荷」という文字が入っていたのだ。

翌日、ネットでこの土地のことを調べてみると狐を祀る神社が多く建てられており、地図を見ても明らかだった。

昨夜狐が出てきたことは、きっとどこかの神社のいなり様が挨拶にきてねと出てきたのかもしれない。

その日中に手作りのおいなりさんを持参し神社にお参りしたところ、同じように狐が出てくることはありません。

風変わりな妹 投稿者:30代女性

うちの妹は小さい頃から少し風変わりな子でした。

母が留守中、姉妹二人きりで留守番していた時のことです。

真冬だったのでコタツに二人ならんで入り、絵本を読んで聞かせてやっていると、急に妹が立ち上がったのです。

「お祭りをやってる。お姉ちゃん、行こう」と。

地域によっては冬に祭りをやるところもあるでしょうが、当時のうちはニュータウンの一角にあり、祭りなんて夏祭りしかありませんでした。

いいから座れと言っても

「お祭りの音が聞こえる」

と言って靴を履こうとするのを必死で引き留めていると、母が帰宅してきました。

その瞬間憑き物が落ちたように静かになったのですが、一体妹はどこの祭りに行こうとしていたのでしょうか…。

ベッドの下には… 投稿者:30代女性

一人暮らしの女性の家に、同性の友人が遊びに来た時のこと。

ワンルームで、玄関を入ったところからすぐベッドが見える造りになっている部屋だったようですが、遊びに来た友人が部屋にも上がらず、「ちょっと買い物に行こう」と外に誘うのだそうです。

「来たばかりなのにおかしいなぁ」と思いつつ、一緒に外に出ると、「あなた彼氏できた?」と友人。

「できてないけど?」と答えると、「今ベッドの下に男の人がいたけど…」と。

二人は慌てて警察に通報。

事なきを得ました。

実はその男の人は空き巣狙いで侵入したものの、住人が戻ってきたためベッドの下に隠れ、逃げる機会を狙っていたのだそうです。

もし友人が機転を聞かせて外に誘わず、その場で大声をあげていたら…

二人はどうなっていたのでしょう。

リアルに怖いお話しです。

祖父の迎え 投稿者:20代女性

私の祖母はとても霊感が強い人でした。

死んだ人の声が聞こえたり姿が見えたり、狐に憑りつかれてお祓いに行ったこともありました。

そんな祖母が去年病気で入院しました。

最初は相部屋だったのですが段々様態が悪くなり途中からは個室に移りました。

その頃から「お父さんがいるの」と言うようになったのです。

お父さんとは私が生まれる前に亡くなった祖父のことです。

話を聞くと最初はドアの近くに立っていたけどだんだん近づいてきているのだと言うのです。

お見舞いに行くたびに聞かされるのでなんだか不安になってきたある日、「今日はすぐそばに来てるのよ。ほら、手を伸ばしてるわ」と言いました。

次の日、様態が急変し祖母は亡くなりました。

きっと祖父が一緒に連れて行ったのでしょう。

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