怖い話実話まとめ短編30|もう一人のAくん、同じ夢

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友人を襲う白い煙 投稿者:40代女性

友人が実際体験した話です。

私の友達は、その時中学2年生でした。

ある夜彼女は、突然金縛りに襲われました。

意識ははっきりしているのですが、体が全く動かなかったそうです。

彼女は、一人で和室に寝ていました。

仏壇のある和室で、金縛りになった時に、なぜだか仏壇のお線香がついていて、お線香から白い煙が出ていました。

彼女がその煙を見ると、白い煙がどんどん大きくなって、長い手足がある痩せた男性のような人の形になりました。

煙をじっと見ていると、痩せた男性の形をした煙が立ち上がるように天井の方へ頭を付けるような形になりました。

そして、その男性の形をした煙は、彼女を見つめているように見えました。

すると、突然その人の形をした煙がすごい勢いで、頭のほうから彼女の鼻の中に入ってきました。

彼女は、あまりの恐怖に、意識が遠のいたそうです。

そして、翌日の朝に目が覚めるまで、何が起こっていたのか分からなかったそうです。

同じ夢 投稿者:20代男性

これは私が大学生のころに同じゼミの友人から聞いた話です。

その友人は中学生の時にクラスメイトが一人、事故で亡くなっているのです。

友人はその亡くなった方とは特別親しかった訳ではありませんでしたが、それでも当時のショックは大きかったそうです。

それから時が経ち、彼はその当時仲の良かったクラスメイト数人と食事をすることになりました。

ちょっとした同窓会気分で楽しく食事している最中、その中の一人が亡くなったクラスメイトの話を切り出しました。

その方は亡くなった方と家が近所で仲が良かったそうです。

話の内容は、先日、夢の中にその方が出てきたという内容でした。

それを聞いて友人を含め、全員が驚きます。

なんと同じ時期に全員が夢でその方が出てきたと言うのです。

しかも全員が同じ服装をしていて、笑っていたと言うのです。

一体何の偶然かと思いましたが、すぐに別の話に切り替えました。

友人の話には続きがあります。

亡くなった方の加害者の話です。

友人によると、食事会の数日後にその方が亡くなったと言うのです。

原因までは聞いていないそうですが、その時期がちょうど亡くなったクラスメイトが夢に出てきた時期と一致するのです。

亡くなったクラスメイトが笑っていた理由がなんとなく分かってしまい、わたしはすこし目眩がしました。

もう一人のAくん 投稿者:30代女性

これは私が中学生の頃塾の先生から聞いた話です。

塾の先生がまだ大学生だった頃、同じ講義をとっている友人Aくんがいました。

ある日、Aくんは講義を欠席をしました。

教授に聞いても他の友人に聞いても誰もAくんの欠席理由を知りません。

結局Aくんはその日から一週間、誰に連絡をとることもなく大学を休み続けたのです。

Aくんがひとりで暮らしているアパートへ電話をかけてみるものの、Aくんが応答することはなく、仲が良かった先生はさすがに心配になり、大学からひと駅ほど離れたAくんのアパートへ訪ねてゆくことにしました。

先生がアパートへ到着しAくんの部屋のチャイムを何度か鳴らしても応答はありません。

試しにドアノブを回してみると鍵は掛かっていなくドアはあきました。

先生が部屋を覗き込むとAくんが部屋の奥の鏡の前へ座り込みじっと鏡を見ているのでした。

何度か声をかけるもAくんは何かに魅入られたように鏡をのぞきこんでいます。

先生は少し言いようのない恐怖を感じながらAくんに近づき肩を揺すりました。

「おい!」

先生が声をかけるとAくんは夢から覚めたように先生に気が付き

「お前いつからいた?」

と、たずねました。

先生は一週間Aくんが大学に来なかったことを問いただすと、Aくんは

「一週間?!」

と、驚きを隠せない様子でした。

「一体何があったんだ?」

と、先生が訊くと、Aくんは記憶をたどるように語り始めました。

一週間前(Aくんにとっては数分前のような出来事)Aくんが大学から帰ると家のドアがほんの数センチ開いていたそうです。

鍵をかけ忘れたのか、泥棒が入ったのか、恐る恐るドアを開け覗き込むと、部屋の奥の鏡の前に誰かが座り込んでいたそうです。

相手は武器も持っていなそうだし、飛びかかられても組み伏せられると思ったAくんは、その「誰か」に近づき声をかけました。

「おい、お前なにしてるんだよ」

何度声をかけても「誰か」は、返事もしません。

Aくんは少し強気になり相手の背後に立ち再び声を掛けました。

「警察呼ぶぞ」

その時ふとAくんは鏡に映る「誰か」の顔を見ました。

それは紛れもないAくん自身の顔だったのです。

凍りついたように鏡に写る「誰か」=自分の顔から目を離せずにいると。

ふと顔を上げた無表情のそれがニヤリとAくんに笑いかけたそうです。

その後、Aくんはそのアパートを引き払ったそうです。

あの「誰か」はいったいなんだったのでしょう。

先生は今でも思い出すそうです。

あの時先生が声をかけたのがAくんではなく、やはり自分と同じ顔をした「誰か」だったのかと。

弟が見たものは… 投稿者:30代女性

私の弟が体験した話です。この話を聞いたのは、私が16歳の時、弟が12歳(小6)の時です。

弟が友人数人市街地へ遊びに行った帰りの事です。

他の友人達とは逆方向なので、みんなと別れ、一人で発車時間待ちの電車に乗って座りました。

日曜の夕方ですが、座席はほぼ満席だったと言います。

発車時刻まで5分ほどありました。

ぱっとドア付近に目をやると、全身タイツを着たような頭から足先まで真っ黒の人間が乗ってきたそうです。

明らかにタイツやペンキを塗った感じではなく、透け感のない真の真っ黒で、目や鼻はなく人間の形をした真っ黒な物体でした。

弟の目の前を通り、片手にはタバコを持っていたと言います。

弟はあまりの驚きに声が出ず、周りの人たちは目で追う事もなく、変わらず普通にしていたそうです。

私は弟に「隣の人に、あの人何でしょう?」と聞かなかったの?と弟に尋ねると、不思議とその時、これは誰にも話してはいけないと思い、何となく他の人には見えていないと感じたそうです。

気持ち悪いね、と弟と話しましたが、小学生のつくり話かな?くらいに聞き流していました。

それから数年後、20代になった私は、地元の情報誌を見ていました。

夏の特集で恐怖体験が載っており、読んでいると、弟と似たような話がありました。

私と同じ歳ほどのOLさんの体験談でした。

その時、弟から聞いた話を思い出し、ぞっとしました。

その方の体験では、真っ黒な人間を見た後、身内が事故に遭ったり、亡くなったりと悪い事が起こったと書いてありました。

弟の場合、こじつけかもしれませんが、中学生になってからいじめにあい、不登校になってしまいました。

またその後、某有名芸人さん司会のトーク番組で「ゴム人間」たる話を聞くたびに、弟の話は本物だったんだと思い知らされます。

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