怖い話実話まとめ短編22|お化けトンネル、14トラック目

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お化けトンネル 投稿者:50代女性

鎌倉には心霊スポットが多くあるのですが、中でも有名なのが、鎌倉から逗子に抜けるところにある通称「お化けトンネル」です。

そのトンネルは上が墓地になっているということで、夜に一人で車に乗ってトンネルを走ったりすると、窓ガラスに手形がついたり、何かが天井に落ちてきたり、誰かがうずくまっていたり、いろいろ怖いことが起きるそうです。

トンネルの上にある墓地に行くと、霊感のある人によれば、そこの墓地の階段のところで、たくさんの人影がこちらをじっと見ていたとか。

他の人たちには何も見えなかったそうですが、何か人の気配を感じるのだそうです。

誰もいないのに・・・。

そのトンネルは怖い体験をする人が多く、「お化けトンネル」と呼ばれるようになりました。

14トラック目 投稿者:10代女性

あれは私がまだ小学生の時の事です。

私は昔からインドアで、家の中で何かをするのが好きな子供でした。

休日などは、大抵家の本棚にびっしり並べてある本を、好きでただひたすら読んでいました。

とある日曜日のことです。

私の家は母子家庭で、いつも日曜日は休日の母が、その日は出勤日でした。

私は一人で留守番をすることになり、あまり慣れていなかったので少し不安もありましたが、それよりも、自分だけの時間が有り余るほどあるというその状況に、ワクワクしていました。

いつもは表に見える本しか読まないのですが、その日はちょっと特別に感じた私は、本棚の奥の、今は誰も読まないような本を読もうと思い、本棚を漁り始めると、奥の方になにやら箱がありました。

不思議に思って出してみると、中には一昔前の歌手のCDケースが詰め込まれていました。

その中に、今も世界的に有名な女性歌手のCDがありました。

ジャケットはなく、手書きの曲名が書かれた紙が挟んであったので、おそらく母が友人か誰かに焼き増ししてもらったのでしょう。

私もその歌手のことは知っていて、ちょっとした宝物を見つけたような気分になった私は、そのCDを聴いてみることにしました。

一曲目、二曲目、三曲目…どれも初めて聞くもので、心臓のどきどきが高まっているのを感じました。

そして、九曲目に差し掛かった時です。

ヘッドフォンの中で、雑音が聞こえはじめたのです。

私は、最初はこういう演出なのかな、と思ってずっと聞いていましたが、20秒経っても雑音は消えず、むしろ大きくなって、奥から女の人の喋っている声が聞こえてきたのです。

踏切の、電車の近づく音。警報機。街中のざわめきのような、いろんな人の話し声も、だんだん大きくなり、怖くなってきたちょうどその34秒のあたりで、音がプッ…と途切れました。

なんだったんだろう?と思っていたら、次には伴奏無しの、短い歌が聞こえてきたのです。

『よろこび かなしみ かんどう せつなさ』

結局、最後の14トラックまで聴き終えた私でしたが、そのCDが入っていたケースの中の手書きの紙には、13トラック分の曲名しか書かれていませんでした。

あれが一体なんの曲で、誰が歌ったのか、どういう経緯でこのCDに入ったのか、今だに分からないままです。

山に彷徨う魂 投稿者:50代女性

大学生のころ、大学の山小屋のある八ヶ岳に登りました。

山道を歩いて大学の山小屋に着いたのですが、そこで一緒に行った同じ学科の同級生たちや教授たちが、その山小屋に伝わる怖い話をしてくれました。

冬に雪の中で遭難して亡くなった人の霊が出るということで、夜中に足音が聞こえて、山小屋の扉を「ドンドン」と叩くのだそうです。

扉を開けても誰もいないとか。

よく山小屋の周りを歩いている人の足音が真夜中に聞こえたりするそうですが、決して見てはいけない、とのことでした。

山には、遭難して亡くなった人たちの霊がたくさんいて、今もさまよっているのだそうです。

山小屋は電気がないので、ろうそくの光しかないのですが、その中で聞いた話は恐かったです。

突然消えた男 投稿者:20代女性

私が小学校三年生の時、それは日曜日でした。

その日は、好きだった、デジモンの番組を見終わったので、長靴を履いて、玄関の外に出て、おじいちゃんと出かけようとしていました。

その日の天候は、雨が細々と降っていて、霧が出たかのように見通しが悪く、空の色もニビの色だったのを覚えています。

人通りの少ない田舎です。

おじいちゃんを待つ間、私は玄関先に出来た水たまりで遊んでいました。

ふと前を見ると、クリーム色の、学校の時に着るようなかっぱを来た成人の男性が、自転車で通り過ぎていきました。

自転車くらい、いつものことだと思っていました。

ふと目を逸らした瞬間、その自転車の人がきえてしまったのです。

目を離してた間に視界から消える距離も、それるような道も存在しません。

そのかっぱを成人の男性が着ていたことは、今になってすごく不自然です。

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