怖い話実話まとめ短編124|恐怖すいかおじさん、白いアパート

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恐怖すいかおじさん 投稿者:30代女性

私が、20代前半の頃実際に体験した不思議な話です。

幼い頃から金縛りや、ありえない場所での人影、写真に写り込むオーブなどの体験をしてきました。

それも年齢を重ねるごとに弱まっていき、忘れかけ、20代女子を謳歌していた頃に彼を見かけました。

少し涼しい風を感じる夏の朝方、友人と遊び一人マンションである自宅の下にたどり着いた所でした。

自宅は4階。

いつもはエレベーターで上がっていきますが、その日に限ってマンションの外に出っ張って付いていて広めの鉄の柵(周りの景色が見える程の柵幅です。)が付いている非常階段で上がる事にしました。

上がり始めてすぐ、すぐ脇の道路を歩く人の気配に気づき何気なく目線を向けると、

「頭がすいかでリクルートスーツにロングのベージュのトレンチコートをきっちりと着た男の人」

が、歩いて行くのが非常階段の柵の間から目に入ってきたのです。

実際に目にした容姿と印象は、首から上が緑と黒のあのまん丸のすいか。

すらっと細身で長身、薄水色のネクタイをきっちりしめた清潔感のあるスーツ姿にトレンチコートも前ボタンを全部しめてベルトもしっかりとしめて。

私より年上の男性に見えました。

なぜだか無心でそのすいかおじさんを目で追いながら階段を上がっていき、そして階段の向きが変わりすいかおじさんから目線が外れた時にようやく違和感を覚えた私は、ハッとしてすぐさま振り返りましたが、もうすいかおじさんの姿はどこにも見当たりませんでした。

気配を感じて〜ハッとして振り向くまで5秒たらずだったと思います。

隠れる場所も曲がる路地もない一本道の道路で一体どこに行ってしまったのでしょう。

消えてしまったんだと確信した途端、さっき目にした映像が一気に頭を駆け巡り、心臓がドキドキし始めました。私は、急いで階段を駆け上がって自宅に入りました。

それ以来すいかおじさんを見た事は一度もありません。

これが私が体験した嘘のような本当の不思議な体験です。

白いアパート 投稿者:30代男性

私は山形県の南部の生まれです。

高校生の時は陸上競技をやっていまして、よく福島へ遠征に行っていました。

東北の片田舎、道なんて決まっていまして、いつも同じルートを通っていたんですよね。

市街地から離れて、田んぼと杉林、ちらほらと古ぼけた民家があるぐらいのところです。

山形から福島に行くには峠を越さないといけないんですが峠の入り口辺りの杉林の中にぽつんと、白いアパートがあるんですよね。

周りに民家なんてないのに。

私は親父の運転する車に揺られながら、毎回なんであそこにアパートがあるのかな、と。

ただなぜか、通るたびに眼が向いてしまう、手入れなんてしていないだろうに何故か小奇麗で白いままなんです。

またあのアパートの横を通った時に、運転する親父に聞いてみました。

「あの白いアパートって何かな?人すんでるの?」

すると親父は少し顔をしかめて「ああ、あれか。出るらしいな。」と

普段冗談なんて言わない親父でしたから、私は「ああ、出るんだと」妙に納得していました。

親父が同僚に聞いた話だと、深夜にそこを通った人が、アパートのそばに立っている女性を見た人が結構居たようです。

そこにいるだけ、さして害のない、ただ気味が悪いだけ。

なんだつまんないな。

続けてまた親父に聞いてみました「壊したらいいんじゃないの?誰も住んでないんだし」

「いや、何回も壊そうとしたらしいんだ。だけど毎回事故が起きるんだと」

良くある怪談話、だけどもう日は沈み、薄暗い車内で話すと、薄ら寒い感じがしました。

普通じゃ起きない事故が続いたそうです。

電動丸鋸?の刃が外れて飛び出し他の作業員に刺さった。チェーンソーの刃が切れて、作業員が大怪我。

重機も故障続きだったそうです。

これはいよいよおかしい、と業者の人もお払いをしてもらったりしたらしいですが、相変わらず事故が続く。とうとう匙を投げた、という話でした。

それからは、ずっと誰も近寄らず、そのままなんだそうです。

私は見えない人間ですから、女の人なんか見えなかった。

まぁ、見たくもありませんし、親父が聞いた話もほんとかどうかも分かりません。

だけど、本当だったら彼女は、なぜあのアパートを守っているのか高校生なりに色々と思い巡らせて、少しだけ、その話がそうだったら、なんか哀しいなと。

その話から10年起っていますが、ひょっとしたら、まだ変わらずに残っているかもしれません。

彼女もまだそこのいるのでしょうか。

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